六義園は、徳川五代将軍・徳川綱吉の側用人である柳沢吉保が造営した大名庭園。 約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて起伏のある景観を持つ回遊式築山泉水庭園を完成させる。名称は紀貫之が古今和歌集の序文に書いた「六義」と言う和歌の六つの基調を表す語に由来するのだそうだ。 和歌に造詣の深かった吉保がこの「六義」を古今和歌集にある和歌が詠うままに庭園として再現しようとしたもの、その設計は吉保本人によるものと伝えられている。
山陰橋(やまかげばし)、蓬莱島(ほうらいじま)、躑躅茶屋(つつじちゃや)、藤代峠(ふじしろとうげ)、渡月橋(とげつきょう)など何処から眺めても一幅の絵になってしまう・・この日はモミジの紅葉とハゼの木の紅葉がまさに絵に描いたよう!